戦闘狂カタツムリ

神ました!

【S20最終792位 レート1893】ミライオーガポン

初めまして!打ち水と申します。

S20お疲れ様でした!

今回初めて3桁を取ることができたので、記念に構築記事を書こうと思います。

使用した構築はこちら

【コンセプト】

  • ミライドンで特殊禁伝に絶対に勝つ
  • 相手のポケモンを先制技圏内に入れて縛る
  • パワーによるゴリ押し

【構築経緯】

序盤、S19にふざけて作った日ネク構築で遊んで普通に溶かしたため上位構築を触ってみた。コライカミラッシャがめちゃめちゃ強く感動したが、上位構築の中でも使用感の良かったミライドン軸を使っていた。

中盤に他の禁伝も触ってはみたが扱うのが難しかったり構築を組むのが難しかったりとあまり馴染まなかったので、終盤増えていたこだわり持ちの黒バドやスカーフミライに勝つためにチョッキミライドンを軸としてスタートした。

 

まず、レギュG最強の存在であり、ミライドンとの攻めの補完が優秀であり、技を打ち分けしつつ、高火力を出し続ける事が出来るパオジアンを採用。

これだと相手のパオジアンが重く、またシーズンを通してガチグマやランドロスミミッキュ等のゴツメ持ちを多く見かけたためパングロウーラオスを採用。

ここまではすんなり決まったが、残り3枠が出てこなかったため、チョッキミライドンの構築記事を読み漁っているとあいすさんの構築記事が目に止まった。

https://iceplantpoke.hatenablog.com/entry/2024/07/02/220257

SVシングルS19最終61位レート2090 対面サイクルミライランドラオス

URLとタイトルを貼っておきます。(許諾を得ていないため取り消す可能性あり)

 

めちゃめちゃ参考になり

黒バドに対して後投げしても間に合う残飯オーロンゲ

ザシアンやコライドン等の物理禁伝に対して一定以上の成果を安定して出すことのできるクッションとしてゴツメランドロスが決まった。

残り一枠をどうするか悩んでいる中、結局、最終日まで纏まらず、7月31日の朝とりあえずカイリューを入れて潜ってみるとザシアン白バドと当たりまくりボコボコにされ1ROM溶かしたため

HB炎オーガポンを採用することでコライドン、ザシアン、白バド、ホウオウなどの物理禁伝にガンメタを張ることにした。

以上により構築が完成した。

 

【個体紹介】

ミライドン

持ち物:とつげきチョッキ

テラスタイプ:電気

特性:ハドロンエンジン

性格:控えめ

207(252)-94-121(4)-187(116)-144(68)-164(68)

イナズマドライブ / りゅうせいぐん / ボルトチェンジ / ミラーコート

調整意図

HB…陽気パオジアンの氷柱81.25%耐え(目安)

HD…特化ミライドンの流星群62.5%耐え

C…11n

S…最速ウーラオス抜き 最速ハチマキウーラオス、ミライドンミラー意識

調整はあいすさんの記事を参考にした

 

最強のポケモン

有象無象の特殊では崩される気配も見えず、ミライドンミラー等の対特殊禁伝においてもミラーコートがあることによってテラス択にならず、そのままワンパンまたは裏のパオの不意圏内にまで押し込む事ができめちゃくちゃ強かった。

特殊ポケモンで重かったのは瞑想ドレキカミぐらいで、その他のポケモンをほぼ蹴散らしてくれた。

ただし対物理性能がだいぶ脆く、ディンルーやカイリュー等がキツイ。

特にカイリューは、地面テラスカイリューが流行していたことで初手に出てきたカイリューが地面テラスにこちら視点からは見える。

しかし、全然そんなことはなく普通にノーマルテラスカイリューに破壊された事があった。

これに関しては初手ウーラオスから入っていない選出ミスによって相手にアドを取られただけだが、地面テラスぽく見えるから思うように動けないという問題はこのポケモンに一生付きまとうと思う。

選出率:同率4位

 

オーガポン


f:id:kyou550055:20240801140821j:image
持ち物:かまどのめん
テラスタイプ:炎

特性:型破り→テラス後:面影宿し

性格:わんぱく

ツタこんぼう / ウッドホーン / つるぎのまい / こうごうせい

187(252)-141(4)-149(252)-72-116-130

HB:ザシアンのA特化+1巨獣斬

63 ~ 75 (33.7 ~ 40.2%) 確定3発

コライドンの晴れ炎テラスフレアドライブがテラス後炎オーガポンに140 ~ 165 (74.9 ~ 88.3%) で晴れ光合成により晴れターンを枯らしつつコライドンの反動ダメージを稼ぐ事ができる

HD:ミライドンの特化EF流星群 

172 ~ 204 (92.0 ~ 109.1%) 乱数1発 : 56.25%(参考)

 

スーパーMVP

7月31日の朝、1ROM溶かしたことは無駄ではなく、実際に最終日の夜にコライドン、ザシアン、白バドと当たりまくった。コライドン、白バド、ザシアン、ザシアン、白バド…とひたすら不利構築を引き続けた時は泣きそうになったが、全部薙ぎ払ってくれた最強のポケモン

攻撃力は剣舞やテラスを切ることで上げることができ、HBが固く居座り性能が高い。相手が炎オーガポンのSラインを見誤ることにより、拾った試合もあったため、素早さ種族値110族は偉大。

メインアタッカー3匹が全員フェアリー弱点であることがだいぶまずかったが、フェアリーの一貫を切ることができ且つミライ受けのポケモンほぼ全員に有利が取れる凄まじいポケモン

受け破壊枠としてエレキフィールド+剣舞による居座りと攻撃性能によりヘイラッシャやドオーを大量に破壊できた。一度、パオの氷柱外しからグライオンにみがわりを張られてTODで負けそうになったが、先に相手のHPを削っておいたこと+オーガポンのウッドホーン、こうごうせいで勝つことができた。(すでに毒が入っていたため猛毒にならなかった)

また、展開型の構築(ルナアーラ、テラパゴス)などにはイージーWinを量産できた。技範囲が広く、相手がそれを考慮してテラスを切ってくれたことが多々あった。(コライへのじゃれや黒バドへの叩き)

ピンチを救ってくれた最高のポケモン

選出率:1位

 

ウーラオス

持ち物:パンチグローブ

テラスタイプ:水

特性:不可視の拳

性格:意地っ張り

183(60)-199(244)-144(188)-74-81(4)-119(12)

すいりゅうれんだ / ドレインパンチ/ れいとうパンチ/ アクアジェット

調整意図

HB…特化パオジアンの抜群テラバ87.5%耐え

A…なるべく高く

S…4振りウーラオス抜き

調整はあいすさんの記事を参考にした

 

くまポケモン界一男前

カイリューやパオジアン等の物理ポケモンにめっぽう強く、パンチグローブがあることでゴツメを気にせず動くことができた。あいすさんの構築ではドンチではなくかんチが入っていたがヘイラッシャ破壊の役割を炎オーガポンに移すことでドンチを採用した。ドンチによる回復が偉く、カイリューの神速をミリ耐えしたあとれんチで大ダメージを負わせる事が出来た。

いつ選出しても毎回何かしらの仕事をしていき裏に託してくれる。ただしテラスタイプが水であるためパオジアンや白バド等の電気テラバを撃ってくるポケモンには若干弱くなっているが、ミライ、オーガポン、パオのテラスを切らせる性能によりそのような事故はほとんど起こらなかった。アクジェが優秀。

選出率:同率4位

 

パオジアン

持ち物:命の珠

テラスタイプ: あく

特性: わざわいのつるぎ

性格: いじっぱり

159(28)-189(252)-104(28)-99-86(4)-180(196)

つららおとし / かみくだく / つるぎのまい / ふいうち

調整意図

HB…特化ハチマキカイリューのテラス神速確定耐え テラス時特化パオジアンの聖剣+珠ダメージ1回を87.5%耐え ディンルー、カイリュー意識で振りたかった

HD…臆病メガネ黒バドのアスビ+珠ダメージを68.75%耐え C実数値198のアカツキガチグマの真空波を68.75%耐え(気持ち程度)

HP…10n-1 珠ダメージ最小

S…最速オーガポン抜き抜き

こちらの調整もあいすさんの記事を参考にした

 

SVの環境を歪める破壊神

言うまでもなく最凶のポケモン。禁伝環境になって凶悪性をさらに高めてきている化け物。最早、選出するまでもなく、画面にいるだけでヤバいと思っているので、最終日はあまり出す気はなかったがコライドンに当たりまくったため選出せざるを得なかった。

削ったテラス後のコライドンやトリル下の白バドを不意で縛ることができ、マジレス悪テラ不意(悪テラ不用)で全てを貫いてくれた。

打ち分けできるところが珠パオジアンの優秀なところであり、シーズン序盤に鉢巻パオジアンを使っていた身からすると、それがどれだけ重要なことかよくわかった。

選出率:3位

 

ランドロス

持ち物:ゴツゴツメット

テラスタイプ:水

特性:威嚇

性格:わんぱく

196(252)-165-156(252)-112-101(4)-111
じしん / とんぼがえり / ステルスロック / ちょうはつ

調整意図
HB…特化コライの晴れスケショ10発を威嚇込みで99.93%耐え 特化晴れスケショ1発急所+威嚇込みスケショ8発を93.14%耐え

あいすさんの記事から引用

 

どこにでもいるおっさん

昔から実況者の配信で見て、実際にポケモンを始めたsmにもいて、剣盾にもいて、SVにもいるおっさん。老いを感じさせずいつも仕事していってくれる。この構築はコライドン、ザシアンが激重であり採用しない理由がないため採用。

とんぼ返りによる対面操作、地震、ステロによる削り、この構築がサイクル寄りであるため、菱やステロが痛いが挑発によりそれを解決。

ミライを選出できていないとき、挑発、とんぼからの剣舞オーガポンであくびや吹き飛ばしを撃たせず破壊するルートが取れた

選出率:2位

 

オーロンゲ

持ち物:食べ残し

テラスタイプ: ほのお

特性: いたずらごころ

性格: しんちょう

193(180)-141(4)-93(60)-103-139(252)-82(12)

ウルクラッシュ / イカサマ / すてゼリフ / でんじは

 

調整意図

HB…特化珠パオジアンの氷柱87.5%耐え(目安)

HD…臆病黒バドのアスビ+テラスドレキ確定耐え

HP…16n+1 残飯回復量最大

S…麻痺した最速ウーラオス抜き ミラー意識

アイスさんの記事から引用、調整は8luさんのものだそうです

 

しっかり役割を果たしてくれる偉い子

電磁波によるS操作+確率の享受が強いことは当たり前ではあるが、このポケモンが対黒バドに対して本当に強いところはイカサマによりテラスを切らせる、ソルクラによるCダウンと裏のポケモンへの引きを許さないところだと思う。(黒バドの裏が対ミライであることを考えるとカイリュー、ディン、パオ等であることが予想できるため)電磁波も最終日に上振れてくれたので嬉しかった。なお、テラスを切ったHB炎ポンがパオジアンに氷柱2連怯みから砕くを撃たれ突破されたため運は収束している。

あとは、単純に壁からのエレキシード瞑想ミライのフリをすることができる。

オーロンゲがいなければ対黒バドがここまで安定することはなかったかもしれない。

 

選出率:6位

 

【基本選出】

ミライ+ランド+@1が基本選出だと思う。

物理アタッカー3匹から相手の構築にあったポケモンを選ぶことができるカスタマイズ性能が高いところが強い。なお、最終日ミライドンを出していると余裕で負けれる構築とばかりあたったためそんなにこの選出はしていない気がする

例:対ホウオウにミライ+ランド+炎ポン

この選出は負け無し

 

対:コライドン

炎ポン+ランド+パオ

これ以外は自分には出せない、初手オーガポンで相手の初手がコライドンだった場合、じゃれを撃つフリをしつつ、ランド引き。相手がテラス行動をとりニトチャorフレドラから入ってきた場合、水テラスを切って地震で突破する。

逆鱗で入ってきた場合はランド捨て、とんぼの場合は引いてきたポケモンにいい感じに対応する

一番嬉しいのはインファ

初手コライ以外であればコライ構築には基本炎ポンが有利なポケモンが多いのでそのまま攻撃

4、5戦して一敗

 

対:ミライドン

ミライ+パオ+@1

@1の部分は相手の構築に合わせてロンゲを抜いた残り3匹の中から選ぶ。

ミライでミライを突破して勝つ。相手の裏はディンパオが多かったイメージ。

2、3戦したがたぶん全部勝った。

 

対:黒バドレックス

炎ポンorウーラ+ミライ+ロンゲ

初手黒バドの場合はロンゲ引き、から電磁波または相手のディン、パオ引きを読む場合はソルクラから入る。

2戦してどちらも有利は取れていたが片方はパオの氷柱で破壊された。

 

対:ザシアン

炎ポン+ランド+ウーラorミライ

いかにザシアンをうまく破壊するかのゲームであるため、こちらの勝ち筋はザシアンをツタ棍棒でうまいこと倒すか、ランドのゴツメで削り、ウーラのアクジェ圏内に入れること。

4、5戦中一敗(カバザシカイリューに選出ミスで負け)

 

対:白バド

炎ポン+ウーラ+パオ

ひたすら対面圧力をかけることで相手にテラスを切らせる。相手の初手がミミッキュだと相当熱い。

体感10戦ぐらい当たった気がするが、(当たったとき泣きそうだった😭)

実際は4戦やって全勝だった。

炎ポンがいなければ負けていた。

 

対:展開構築(ルナアーラ、テラパゴス)

ミライ+炎ポン+@1

ミライのイナドラとミラーコート、炎ポンの剣舞ツタ棍棒でボコボコにすることができるので正直@1は誰でもよい。ゴリラやガエンにゴツメダメを稼ぐのはありかもしれない。

 

追記

対:カイオーガ

ミライ+炎ポン+パオ?

有利といってよい。しかし、パオジアンがカイオーガに対してできることがスカーフまで考えると不意打ちしかなく、ラス1パオになるとカイオーガの残りHPによっては負け濃厚。カイオーガ軸がミライドン対策を持っていないわけがなく、うまくミライドンにドオーやディンルーといった受け駒を合わされステロや毒といった定数ダメを稼がれると負け。

正直、カイオーガ構築に有利なのは分かりきっているが、シーズンが明けて同じ構築で潜っていたとき択を合わせなければ受け切られて負けのところまで持っていかれた(このときカイオーガは選出されていなかった)のと、シーズン中にミライドンがミラーコートを撃たれ裏2匹ではどうしようもなくなった事を思い出したため追加させてもらった。

 

 

【重い構築、単体】

ランドでコライを突破できない場合ほぼ負け。コライを不意で縛り不意択に勝たなければならない。不意に合わせてカミ引きをされた場合、炎ポンをムンフォに受け出すことでつなげることはできる。@1がウネルミナモやイーユイだった場合負け、ディンだったら激アツ。炎ポンのHP管理が重要。(コライ受けとして扱う可能性があるため)一度コライワダチミナモと当たり、ランドがフレドラ急所で飛んでいったため負けかけたが、テラスを切ったHPが半分近く削れたコライに不意択で勝ち、コライの引きに砕くを合わせワダチを無償突破、ミナモにオーガポンを受け出したが全然受かっておらず負けだと思ったが、相手が炎ポンのSラインを勘違いしアクジェから入ってきたため耐えることができ勝てた。

 

ひたすら上から殴られるため相当きつい。ウーラでカイリューにれんチを合わせるか、炎ポンでザシアンを突破できればあるがどちらかを突破した時点でHPを残しておかないと上から縛られて負け。ランドのHP管理が重要。

 

追記

  • 定数ダメを稼げる受け+スカーフ持ちまたはsが高いポケモン

最終日が明けてから同じパーティを使って潜ってみたが、スカーフ持ちのホウオウやダイナのループよりの構築がキツかったこちらの崩す手段が剣舞炎ポン、ミライドンのりゅうせい+電テライナドラ+ミラコ、パオジアンである。炎ポンはステロダメが痛く、剣舞をするターンをどこかで作らなければならず、居座らなければならないため毒(特に猛毒)がキツイ。ミライドンの崩す手段は択になりやすく安定しにくい。パオジアンはペラいため安定して剣舞するターンを作らなければならない。そもそも相手の立ち回りがうまく、ヘイラッシャをミライドンや炎ポンで倒せていなければ詰みである。

例:ムゲンダイナに受け回され、手持ち3匹が削られたあと場に出ている炎ポン(ヘドロウェーブを警戒したためテラス行動を取った後)がメテビで上から倒される

 

敵に回ったときホンマに厄介

 

【レンタルパーティ】


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構築の名前はミライパオやミライウーラではないのかという人がいると思うが、最終日何度も救ってくれたのは、オーガポンであるため、ミライとともにパーティの看板になってもらった。

【結果】

TNきょう 最終792位 最高最終レート1893

目標にしていた最終3桁を取ることができてとても嬉しいです。中盤に回線切れやエラー落ちで萎えていましたが、ある人からの助言で再び潜るモチベーションが湧きました。おかげで本気で取り組むことができ、今回の結果を出すことができました。S21も頑張ろうと思います。

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!